こんにちは!ひつじです。
きょうはリュックのお話。
リュックといえども山屋の端くれ、登山リュックがメインです。
我が家のグレゴリー三兄弟
左から、
- バルトロ65 テン泊登山用
- ZULU40 日帰り、山小屋泊用
- アセンドアーバンデイ 通勤用
このようにグレゴリー信者となっております。
グレゴリーはアメリカのサンディエゴ発祥のブランドで、誰が言い始めたのか、その背負い心地と堅牢性からバックパック界のロールスロイスとも言われています。
私のグレゴリー遍歴
グレゴリー教入信
まず、テント泊登山用にバルトロ65を好日山荘で購入。
バルトロには65,75,85,100の4サイズがあり、それぞれ容量(ℓ)を表しています。もともとはブランドも何も決めていない状態でお店にいったのですが、実際にいろいろ背負ってみると、このグレゴリーバルトロがなんともしっくりきて、購入しました。
日帰り用リュックをグレゴリーで探す
デザインも、機能性も満足して使っていましたが、やはり日帰り登山にはもう少し小さめのバックパックが欲しいということで、今度はグレゴリー一択でZULU40に決めました。
こちらはいまは40ℓはありませんが、30,35,45,55,65ℓのサイズ展開のようです。後述しますが、バルトロもZULUもモデルチェンジしており、より機能的に、スタイリッシュになっていると思います。
通勤用リュックもグレゴリーに
このZULUも大変気に入って、当時通勤用のリュックを探していた私は、通勤にも使えそうなバックパックがグレゴリーにある事を知り、アセントアーバンデイを購入しました。
こちらも遊び心あふれる機能的なデザインで、さらに毎日グレゴリーを背負える歓びを感じつつ、通勤しています。←言い過ぎ。
そんなこんなでグレゴリー三兄弟が誕生しました。モデルチェンジはしましたが、少しでも参考になるかと思い、それぞれのバックパックの良いところ、ちょっと改善して欲しいところ紹介していこうと思います。
バルトロ
三兄弟の中で1番気に入っています!なんせ1番高かったからですね。笑
テント泊用なので、出番は1番少ないですが。。
グレゴリーの真価はやはり重い荷物を背負うときに発揮されます。
ウエストベルトとショルダーをピッタリ合わせると、もうバックパックを服のように着ている感覚です!
計算しつくされた収納
バックパックの蓋のポケットが左右2つに分かれているのも気に入っています。容量も大きいので、冬の手袋なんかも余裕で入ります。行動中はバックパックの、主室?蓋を開けて中身を取り出すなんて事は面倒なので、蓋のポケットの容量が大きいのはとても気が利いているなと思います。
レインカバーの収納や、ハイドラント(夏場に水をチューチューするボトルおよびチューブユニット)を取り付けるポケットやフックも考えられていて、いつも感心しながら使っています。
ハイドラント収納はアタックザックが兼ねています。
このハイドラント収納を取り外すことで、アタックザックとして使えるようになっています。
ナップサックのような形なので、普段のちょっとしたお出かけにも使えますね。
ウエストポケットはやや小さめ
改善してほしい点としてはここ、ここのウエストポケットが少し小さくて、カバーをつけたiPhoneが入らないところでしょうか。もう少し大きかったらよかった!
なんと後述の最新モデルでは改善されているようです!さすがグレゴリー神。
大きめなサイドポケットの使い心地も抜群で、私のiPhone11もらくらく収納。
https://yamahack.com/5551
最新モデルはフィット感向上!
バッグパック選びで重要なのはフィット感です。実際に売り場に行って、自分の背面長を測ってもらって、背負って確かめることはマストだと思います。このバルトロにも背面長によってS,M,Lサイズがあり、最適なサイズを選ぶ必要があります。
ただ、2022年のモデルチェンジにより、背面長とヒップベルトのサイズが無段階に調整可能となったようです。
やはりまだ、実際に試着は必要だとは思いますが、どんな体格にもジャストサイズに合わせられる夢のようなバックパックですね!さすがグレゴリー、神のような存在です。
バルトロ65最新モデル型番
ショップに旧モデルと新モデルが混在していてわかりにくいので、22年モデルの型番を参考までに載せておきます。
アラスカブルー
SML(背面長40.6-45.7cm)…1424411002
MED(背面長45.7-50.8cm)…1424401002
LRG(背面長50.8-55.9cm)…1424391002
オブシダンブラック
SML…1424410413
MED…1424400413
LRG…1424390413
ブリックレッド(MEDのみ)1424401129
クロコダイルグリーン(MEDのみ)1429309679
ZULU
バルトロよりも重い荷物を入れる事はないので、重い荷物を背負っても軽く感じる!なんてことはないんですが、このZULUもやはり背負うより着る感覚みたいなところがあります!
注目はこの背面パネルですかね。
トランポリン構造の背面パネル
背面のフレームにメッシュが付いていて、ザック本体とフレームの間に大きな空間があり蒸れにくくなっています。ザックと背中に隙間があると荷重が背中側に移動して後ろに引っ張られるかと思いきやそんな事はなく、このパネルの形とX型のワイヤーが荷重をしっかりと腰にかけてくれます。これ、トランポリン構造と呼ばれているそうです。メッシュがザック本体から浮いていて、まさにトランポリンです。笑
さらに、このパネルの曲線が背中にフィット。それに腰ベルトとショルダーベルトが滑らかな曲線でつながっており、もはや芸術の域!
バルトロ同様、機能面も充実
こちらもハイドラントホルダーやレインカバーの収納もきちんとあり、バルトロと同様に機能面も充実。
最近はテント泊もなかなか行けず、山小屋泊や日帰りが多く、出番が多いZULUです。色もバルトロと揃えてしまいました。ネイビーを主体に、ポップな蛍光イエローのアクセントが遊び心満載ですよね。
新モデルはフィット感・荷重分散を向上
ZULUも23年にモデルチェンジしており、背面パネルがさらにパワーアップし、サイドにメッシュパネルも追加されたそうです。
参考:IGNITE – グレゴリーのロングセラーパック「ZULU(ズール)」の新モデルが、2月中旬から順次販売!
アセンドアーバンデイ
通勤用のリュックです。最近ではもう定番ですが、通勤には両手をフリーにできるリュックが便利ですよね。グレゴリー教の私はグレゴリーがPCを入れられるリュックを販売しているのを発見して、居ても立っても居られず、密林(Amazon)に迷い込んでいきました。
アセンドシリーズから発売されていた、アセンドアーバンデイ(ASCEND URBAN DAY)は廃盤となったようで、グレゴリー公式ショップには売っていませんでした。
クラシックな金色チャック
このアセンドアーバンデイに決めた理由はこのチャックが金色?なところです。
この堅牢なコーデュラナイロンの生地にクラシックな金色の渋いチャックに一目惚れしてしまいました。グレゴリーはその機能性もさることながら、デザイン性も群を抜いていると思います。
私は持っていませんがグレゴリーのよくある、この茶色の長い引き手なんかもいいですよね!
スタイリッシュで現代的なデザインの中にレトロな茶色をアクセントで入れているところにグレゴリーらしさを感じます。
チャックの引っかかりは許容範囲内
ただこの金色チャック、他の人の口コミにもあるんですが、若干開け閉めで引っかかることがあります、、笑
なんて言うか少しゴリゴリするんです。ちょっと片手でサポートしながらしっかり直線を作ってからチャックを引っ張らないと引っかかってしまう感じですね。油挿したりもしましたがあまりかわらず、今はもう5年ほど使っているので慣れてしまいました。5年経ってもチャックの操作性が悪くなる事はなく、安定して若干引っかかっています、なので問題はないのでしょう。笑
このアセンドアーバンデイのいいなと思うポイントは、チャックの他にもあります。
内側のビビットカラーが斬新
まずは内側のビビットカラーですが、見てください!
開けてみると鮮やかな水色なんです。フォーマルにも使える外観ですが、中身はこの色。斬新ですよね。この色使いもただデザイン性だけではなく、中身が見やすい、と言う機能も兼ね備えているんです。確かにリュックの中が明るい色だと、リュックの中に入ったペンやガムなんかの視認性が高まります。さすがグレゴリー神。
堅牢なつくり
アセンドアーバンデイは5年ほどほぼ毎日つかっていますが、生地のへたりは感じません。若干光沢のある生地なので、痛みやすいように思っていましたが、小さな傷がついても、痕が残りにくいです。コーデュラナイロンのおかげでしょうか。立体的な四角い形も崩れることなく快適に使わせてもらっています。
ショルダーベルトも、ビジネスリュックには若干オーバースペック気味の分厚さ。
ビジネスリュックにも登山ザックの設計が活かされています。毎日の通勤を少しでも楽に、グレゴリーさんがサポートしてくれます。
現在発売中のビジネスリュック
現在はアセンドアーバンデイは廃盤となっています。
現在発売中のグレゴリーのPCポケット付きのリュックは、カバートシリーズ及び、コミューターシリーズです。
参考:グレゴリー公式通販 – ビジネスバックパック
アーバンデイのような遊び心あふれるデザインのものは現在はないようですが、2022年から発売されているコミューターシリーズはカジュアルで使いやすそうです。
アセンドシリーズから再びビジネスバックパックが発表されたら嬉しいですね。
the best is cheapest
以上、我が家が誇るグレゴリー三兄弟でした。少しお値段はしますが、ブランドに、ではなく機能性、堅牢性にお金を使っている気がします。The best is cheapest. 良いものを長く使っていきたいものです。
何かあればお気軽にどうぞ!