こんにちは!めじろです。
水拭きもできるロボット掃除機、5万円以下のものはある?
スマートホーム製品を扱うTP-Link製ロボット掃除機が気になる!
本記事は、TP-Link製のロボット掃除機、Tapo(タポ)RV30 Plusを1ヶ月使用した私が、ルンバ・ブラーバとの比較を含めた使用感を紹介します。
平日、仕事後の床掃除がしんどい
食べこぼしの多い子供がいる家庭では、ご飯後の床の水拭きは必須です。
また、子供がいると砂の密輸が激しいです。掃除機をしばらくかけないでいると、足がザラザラになるのが嫌ですよね。
我が家では、ずぼらな私に代わり、夫が床掃除の主担当となっています。
仕事から帰ってくたくたな状態で、床の水拭きと掃除機がけをするのはつらい…
床掃除は断捨離できる!
円満共働きの秘訣は、可能な限り家事を減らすこと。
その証拠に、「食洗機」「ドラム式洗濯機or衣類乾燥機」「ロボット掃除機」が、共働き三種の神器と呼ばれていますよね。
賃貸に引っ越して、食洗機と衣類乾燥機はすぐに手にした我が家ですが、最後の一つもこの度ついに購入してしまいました。
ロボット掃除機に水拭きはマスト
実家でルンバ(J7+)を使っており、掃除機単機能でも十分便利であることは身をもって感じていたのですが、ブラーバジェット(M6)をレンタルしてみてわかりました。水拭きはマストです!
こちらは今回購入したお掃除ロボと、お別れ(返却)直前のブラーバとの記念写真です。
このようにロボット2台持ちはかさばるので、2in1タイプを購入することにしました。我が家では、下記条件で掃除機ロボットを探しました。
- 掃除機と水拭きの2in1タイプ
- 自動ゴミ収集があれば嬉しい
- 価格が5万以下
水拭きがあるのとないのでは、幸せレベルが変わります。
ロボット掃除機「Tapo」買ってみた!
購入したロボット掃除機は「Tapo RV30 Plus」。ルンバで言うクリーンベース付きです。
決め手①iRobot製品が使いにくかった
実家でルンバ、レンタルでブラーバを使用しましたが、個人的にはiRobot製品は少し使いにくい…という印象を受けたため、購入候補から外しました。
- ルンバのクリーンベースがゴミを吸引する音がうるさい
- ブラーバがホームにうまく帰れないことが多発した
- リアルタイムの清掃位置が確認できない
一番のマイナスポイントは、ルンバ内のゴミ排出時の音です。クリーンベースがルンバのゴミを吸引する音が相当うるさく、正直工事現場レベルに近い音です。子供は毎回耳をふさいでいました。
また、ブラーバをレンタルしてみて、水拭き性能は文句なしでよかったのですが、掃除後の帰宅によく苦戦していました。我が家の環境問題かもしれませんが、20分くらい迷走していることもありました。
最後に、元祖掃除機ロボメーカーにしては、アプリが作り込まれていないと感じます。下記は掃除中の画面で、リアルタイムの清掃位置は確認できない仕様です。
清掃時に走行中っぽい動画が出るだけなのは、正直微妙です。
決め手②セールで50%OFFだった
私の購入時は50%クーポンが楽天で出ていたので、購入予算5万円に余裕で収まりました。
Amazonも同じくらいの割引でしたが、購入時は楽天の方が安かったです。
ちなみに私の周りではロボロック(Roborock)のお掃除ロボを所有している人が多いのですが、同じくらいのスペックのものが半額クーポン適用で5万円程度です。
ロボロックにしようかと悩みましたが、最終的にTapoを選んだ理由は次です!
決め手③スマートプラグと同じTP-Link製
TP-Linkは1996年設立の、シンガポールと米国に本社を構えるグローバル企業です。2019年からスマートホーム製品のブランド「Tapo」を展開中です。
ロボット掃除機市場への参入は2023年とごく最近ですが、我が家では子供のテレビ見すぎ対策に、Tapoのスマートプラグを使用しているので、Tapoブランドに信頼と安心感が既にありました。
スマートプラグと同じアプリで管理できるのも嬉しいポイントです。
ロボロックの方が市場参入が早い
購入を迷ったロボロックは2014年創業の中国企業で、ロボット掃除機市場への参入はロボロックの方がが早いです。
しかしネットワーク製品のマーケットリーダーであるTP−Linkは、メーカーHPによると製品の累積出荷数はなんと8億台だそう!
私はTP-Linkの8億台の技術力を信じて、Tapoのお掃除ロボを買いました!
Tapo RV30 Plusの気に入っている点
ゴミ排出時の設定が変えられる
一番よかったのが、ゴミの排出モードが変更できることです!
前述したように、ルンバのゴミ排出音は工事現場レベル(個人の感想)で、排出の強度は調整不可です。しかもクリーンベースから出発した場合は必ず排出が実施されます。
一方Tapoは、短時間清掃の場合は排出されません。排出設定をスマートにすると、ゴミの量に合わせた排出(吸引力)になります。まあまあうるさいですが、子どもは耳をふさがなくても平気です。
ルンバにはないおやすみモードもあり、設定した時間は排出停止するのも便利です!
掃除時の吸引強度が調整できる
ルンバは吸引力が調整不可のため、掃除中はそこそこうるさいです。
しかしTapoでは、静音、標準、ターボ、最大の4段階から選ぶことができます。
4段階に加えて、ブラーバのように水拭きだけする吸引オフモードも選べます。
マップ認識が賢い気がする
ブラーバはよく迷子になっていましたが、Tapoはほぼ100%、寄り道せずまっすぐお家に帰ってきます。
レンタルしたブラーバジェットM6はカメラで障害物を検知していますが、暗い部屋ではうまく掃除できないこともあるようです(電気をつけていても迷いますが)。
一方TapoはLiDARというレーザー光を反射させで距離を測る技術で障害物検知をしているので、暗くてもOKです。
https://www.tp-link.com/jp/smart-home/tapo/tapo-rv30/
我が家の環境ではLiDARによる検知の方が合っているのかもしれません。
ルンバとは違い、リアルタイムで清掃マップが更新されるのも、嬉しいポイントです!
Tapo RV30 Plusのイマイチな点
モップがブラーバに比べて薄っぺらい
拭き掃除特化のブラーバのモップ比べるとペラペラで凹凸が少ないです。
しかしブラーバとは異なり、ゴミを吸い取った後の仕上げで水拭きをするので、これくらい薄っぺらいモップクロスでも問題なく床は綺麗になります。
むしろ乾きやすくていいかもしれません。モップクロスは標準で2枚付属なので、1枚付属のブラーバより気が利いていると思います。
水切れを教えてくれない
ブラーバは水がなくなると、一旦ホームに戻り、アプリから水切れ通知が来る仕組みです。
しかしTapoは水切れを教えてくれないので、掃除中に水が切れて出なくなることがたまにあります。
一時停止して水を補給すると、そこから清掃を再開してくれるので、そこまで大きな問題ではありません。
修理受付が電話窓口のみ
Tapoを使用して1ヶ月以上経過していますが、2件トラブルがありました。ちなみにどちらも再起動で直りました。
- タンクに水があるのに水拭きできない
- エラー1(バッテリー温度異常)が出て充電できない
水拭きができない危機的状況に陥った際は、ひとまず修理依頼しようとしたのですが、TP-Link Japanの電話サポート窓口まで問合せが必要なんです。
受付終了時間30分前くらいから電話を試みましたが、混んでいたようで全く繋がらず…
スマホからはナビダイヤル番号で、待機中は料金がかからないものの、待機中2分毎に通話が強制終了されて不便でした。
今のところトラブルは再起動で直っているので、終わりよければ全て良しとします。
Tapoのお掃除ロボで十分満足!
いかがでしたでしょうか。
我が家に来て早1ヶ月、TapoのRV30 Plusは、共働き三種の神器の一員にふさわしい活躍をしてくれています。
5万円以下で2in1のロボット掃除機をお探しの方、TP−Link製品が既に家にある方は、Tapoの掃除ロボの購入を検討してみてくださいね。
ではまた。
何かあればお気軽にどうぞ!