こんにちは、ひつじです!
賃貸でテレビを壁掛けすることはできるの?
お風呂の脱衣所が寒いので、賃貸だけどウォールヒートをつけたい!
賃貸に引っ越してきた我が家ですが、賃貸でもやっぱりあきらめきれないですよね、壁掛け!
私に壁掛けできない物はない!
本記事では、LABRICO(ラブリコ)の家具ブラケットで3つの家電を壁掛けした私が、ウォールヒートとテレビ代わりの27インチモニターを壁掛けした方法を紹介します。
浮かせる家具ブラケットとは
我が家では、壁掛け暖房家電「ウォールヒート」と、テレビ代わりに利用している27インチモニターを、平安伸銅工業さんが23年9月から発売している「ラブリコ 浮かせる家具ブラケット」を使用して壁掛けしました。
これ、控えめに言って神です。
何がすごいかって、これがあれば石膏ボード壁ならどこでもビスが打てる2×4材の下地を簡単につけられるんです。
しかも使用荷重40Kg! (取り付け状況にもよるので過信は禁物ですが。)
浮かせるブラケットの可能性は∞
浮かせる家具ブラケットは賃貸入居者の救世主です。壁掛け家電を設置したり、吊り戸棚を作ったりと、発想次第でものすごい自由度があります。
https://ec.heianshindo.co.jp/blogs/labrico-inspiration/bracket-kitchen
平安伸銅工業さんHPに、上のような素敵な使用例がたくさん載っています。
持ち家派の方でも、石膏ボード壁にアンカーなしでつけられるし、設置した後に生活が変わっても設置跡が目立たないので、付け替えも可能です。壁掛け家電をつける際にも壁に目立つビス穴を開けなくて済みます。
これさえあれば大抵の物は壁に取り付けできてしまいますね。
ウォールヒートについて
浮かせる家具ブラケットを使用した家電壁掛けの説明で登場する、ウォールヒートの紹介です。
ウォールヒートとは
壁掛け暖房器具です。我が家では脱衣所で使っています。冬のお風呂上がりの強い味方。
子供を着替えさせたりするときに大人は裸のままなんてこともあるので、寒い季節にはあると安心です。壁掛けだと子供が触って火傷する心配がなく、狭い脱衣所を圧迫しないのもよいです。
ただし4.5kgと重量級のため、賃貸壁掛けの難易度は非常に高いです(当社比)。
ウォールヒートの壁掛け方法
ウォールヒートは、壁に固定した据付板に本体をひっかけて取り付けします。据付版のサイズは、縦約180mm×横約130mmです。
https://item.rakuten.co.jp/e-sumail-style/chk-c126a/
浮かせるブラケットで家電壁掛け
今回はウォールヒートを壁掛けしますが、据付用金具のある家電であればほぼ同じ方法で取付けできます。
浮かせる家具ブラケットを入手
木材の上に載っているのが、浮かせる家具ブラケットの中身です。
ウォールヒート取付では柱2本用を使用したため、ブラケットが4組あります。
ブラケット以外に、ピン差し込み用パーツ、ピンとねじが入っています。とってもシンプル。
一番右はウォールヒート据付板です。木材は据付板の取付下地となります。
電動ドライバー、マスキングテープ等があると楽に取り付けできると思います。詳しくは平安伸銅工業さんHPをご参照ください。
取付下地となる柱材を用意
2×4材です。ネットでも買えますが、必要サイズにカットが必要です。
私はコーナンにて購入しました。コーナンではアプリ登録で10カットまで無料なので、寸法を測っておいてお店でカットしてもらうと楽です。
カットサイズの目安
ウォールヒートの場合、壁掛け用の据付板が縦180mmぐらいのため、こちらを2本つくってもらいました。固定するビスの穴の箇所を内側にすれば1本でもいけるのですが、安全サイドで、柱2本で支えることにしました。
下地用柱材にブラケットを取付
それでは取り付けに入っていきます。
まず、向きを間違えないように、柱材の方にブラケットを上下2個取り付けます。
壁にブラケットをピンで取付
次に石膏ボード壁側の取り付け位置に壁側用のブラケットをピンで取り付けます。まずは上側から。
ブラケット一つあたり8個のピンで固定します。2本既に埋まってます。
下側のブラケット取り付け位置は重要です。先ほどの上側を取り付けたら仮で柱を取り付けてみます。下側のブラケット位置を確認して、マスキングテープなどでマーキングすると、位置合わせができます。マーキング位置を頼りに下側のブラケットをピンで固定します。
柱を取り付けて下地完成です。
完成した下地に据付板を取付
ここまで来ればあとは普通の壁掛けと同じです。付属の据付板を位置を確認しながら柱材に木ネジで取り付けます。
最後にウォールヒートを引っ掛ければ完成!
無事に取り付けが終わりました。
横から見ると、こんなふうに柱材の分だけ少し壁から離れて設置されます。
デザイン的にはいまいちかも知れませんが、機能を満たしていれば問題なし!
テレビ・モニターも楽々壁掛け!
ウォールヒートと同様の手順で、テレビ・モニターも浮かせる家具ブラケットで壁掛けできます。
我が家はテレビではなく、BenQのモニター+Amazonプライム・ビデオを利用しているので、今回はモニターを浮かせます。
壁掛け用金具を入手
テレビやモニターの壁掛けにはVESAマウントという共通の規格があり、大抵の製品はこの規格に対応しています。
我が家のモニターのVESA規格は100mm×100mmのため、このような壁掛け金具で取り付けしました。
今回は27インチのモニターでしたので、浮かせる家具ブラケットも1セットのみ使用しましたが、もっと大型のモニターなんかだと、2セット使って取り付ける、専用の取り付け金具も販売されています。
壁掛け金具の取付け
ウォールヒート取付けと同様にして、浮かせる家具ブラケットをモニターを設置する箇所の壁に取り付け、柱材の下地を作ります。
あとは通常通りモニターを設置するだけで、はい完成!
こちらも柱材分少し壁から離れますが、やはり浮かせるとスッキリしますね。狭い部屋にはありがたい。
アームタイプは避けたほうが無難
余談ですが、はじめはアームタイプの金具を取り付けました。公称の耐荷重では問題ないのですが、やはりアームが伸びると梃子の原理で荷重も増しますし、普段からギコギコ動かすのも不安だったので、単純に引っ掛けるだけの金具に変更しました。
あくまでも脆い石膏ボードなので、自分なりに念には念を入れておきました。
こんな風にもできる!賃貸家電壁掛け
2×4アジャスターで突っ張り柱を作る
ウォールヒートを壁掛けするために最初に考えた案です。
浮かせる家具ブラケットと同じラブリコブランドでは、このような2×4材アジャスターも取り扱っています。
こちらを使うと、下記のような突っ張りの柱が賃貸でも簡単にできます。
https://ec.heianshindo.co.jp/blogs/labrico-inspiration/shelf-basic
この突っ張り柱に横板を渡して、そこへ据付板を取り付けるイメージです。
かなりしっかりしてそうですが、少し大掛かりですよね。
もし、壁掛けついでに棚も作りたい!という方は、ぜひこちらの方法も検討してみてください。
賃貸でも壁掛けをあきらめないで!
賃貸でも浮かせる家具、家電、諦めてなくていいんです!
いまは痒いところに手が届く製品が豊富にあります。こんなに賃貸の壁を気にしているのは日本だけではないでしょうか。笑
社会のニーズに応える、企業努力の結晶です。ありがとうございます。
以上、私に壁掛けできない物はない!(完全に有頂天)
壁掛けについてのお話でしたー。
何かあればお気軽にどうぞ!