こんにちは、ひつじです。
賃貸の埋込型散水栓が使いにくいのでなんとかしたい!
工事ではなく簡単なDIYで、散水栓を使いやすくしたい!
ガーデニングが趣味のひつじですが、引っ越しに伴い問題が出てくるのがお庭の散水問題です。
本記事では、埋込型の散水栓を、立水栓化の工事をせずに簡単なDIYで使いやすくする、賃貸ガーデナー必見の方法を紹介します。
お庭の散水問題
我が家は昨年末に賃貸マンションの庭付き一階に引っ越しました。賃貸のお庭なので、猫の額のようなお庭ですが、子育て中の共働きにはちょうどいいぐらいのスペースです。
私が散水で嫌いなものが2つあります。
散水栓と、プラ製のホースリールです。
ちょっと分かりにくいかと思いますので、下に写真を載せます。
これと、
これです!
共感いただけますでしょうか。
今回は散水栓について。
埋込型散水栓をなんとかしたい
いやですよね、毎回の水やりで散水栓の穴に手を入れて蛇口をひねるの。
水を止める時にいつも手が汚れて、最後に手を洗おうと思っても水はもう止まってる。。
解決策1 散水栓カバー
比較的簡単に解決する方法として、このようなホースで接続する簡易の立水栓があります。
https://item.rakuten.co.jp/kantoh/ah5000/
なかなかいいのですが、年中蛇口の栓が空いていて、ホースに圧がかかりっぱなしなのは水漏れの心配があり、ちょっと心配なんですよね。のちのちの引っ越しなんかも考えるとあまり処分に困るものは買いたくないし。。
解決策2 立水栓化
この問題を解決するいちばん良い方法は、立水栓にすること!
実は私、以前住んでいた実家でもこの散水栓問題に直面し、その際は基本誰かが住み続ける実家ということで、立水栓工事を業者さん(DIYは諦めました)に頼んでやってもらいました。
ただし、賃貸ではそう簡単に工事してもらうわけにはいきません。
いろいろ悩んだ末、解決したのがこれ!
解決策3 バルブ延長ハンドル
水栓バルブの延長ハンドルです。
どうなっているかといいますと、既存の蛇口のハンドルを取り外して、六角のピースを取り付け、そこにt型ボックスソケットレンチをさしています。(乗せているだけ)
以下に詳細を記します。
バルブ延長ハンドルの導入方法
蛇口を六角に変換するパーツを購入
まず蛇口のハンドルを六角のボックスソケットレンチで回せるようにするピースなんですが、これを探すのが最難関でした。
それを解決するのがこのカクダイ節水ハンドル7923です。
今回レバーハンドルの付属品である、赤丸をしたパーツのみを使いました。
以下、余談がしばらく続きます。すぐに次工程を読みたい方はこちら。
余談(幻の解決策4)
じつは元々このレバーハンドルを散水栓にとりつけて、このような二又のバルブの延長ハンドルで回す予定でした。
そしてレバーハンドルを取り付けたところ、トラブル発生。
お分かりいただけましたでしょうか、レバーハンドルが散水栓の壁に当たってしまい、蛇口をひねるだけのストロークが確保できていません。
これは思わぬ落とし穴だったのですが、このレバーハンドルの付属品が蛇口のハンドルを六角(17mm)に変換するピースでした。
転んでもただでは起きない、さすがのひつじさんです、、
この商品が優れているところは、どの蛇口のメーカーであっても対応できるように4種類のピースがはいっているところです。取説のインサート樹脂と書いてあるパーツがそれに当たります。
蛇口ハンドルを六角パーツに交換
いよいよ交換手順に入ります。
既存の蛇口のハンドルを取り外します。
そして、六角に変換するピース(インサート樹脂)を取り付けます。
抜け防止のため、既存のハンドルから取り外したビスも取り付けました。
ボックスレンチを差す
そこにt型ボックスレンチ(17mm)を差しておくと完成です。
これで散水栓を回す際に散水栓の穴に手を入れなくてすみ、手が汚れません。満足満足。
ちなみに17mmのT型ボックスソケットレンチはこれを買いました。
上で説明した、カクダイの商品に付属していた六角のピース(樹脂インサート)が17mmでしたので、今回は17mmのレンチを使っています。
特に何も考えず買ったのですが、ハンドルに樹脂製のカバーが付いておりいい感じです。紫外線で劣化しないか気になりますが。
今回の材料費は4000円かからないくらいでした!
散水栓カバー、立水栓工事代と比較すると、かなりお安くすませることができました。
散水問題ひとつめが解決!
いかがでしたでしょうか。
お気づきの方もいると思いますが、今回紹介した散水栓カバー、レバーハンドルは両方ともカクダイという会社の商品です。
そして二股延長ハンドルの「GAONA」も、カクダイさんの新事業部だそうです。
水回りの安全を守り続けるカクダイさんのお陰で、賃貸住まいの我が家でも、使いやすい素敵な散水栓にDIYすることができました!
余談ですが、この蛇口の延長が完成して、ドヤ顔で妻に見せたところ、
もうちょっと長い方が良い、、
と言われました。それはそうなのですが、そんなに長いボックスレンチはなかなか売ってないので、今回はこれで我慢してもらいます。。
ホースリールについてはまた別の記事で書ければと思います。
ではまた。
何かあればお気軽にどうぞ!